色が人に及ぼす効果とは?
色が人に及ぼす効果とは?
私たちの生活は色に囲まれています。色は私たちが思っている以上に人の心の働きに影響を与えているのです。
具体的にいえば、心理的、生理的影響を与えられていて、例えば、暖色と寒色の温度感同じ温度でも赤、橙、黄などの暖色は、青や青緑などの寒色に比べて人は暖かさを感じます。その他、黒は重く感じるが、白は軽く感じることができる為、引っ越しに使うダンボールの色は白が圧倒的に多く、同じ大きさの空間でも黒は狭く感じられ、白は広く感じられます。また、色はただの色として認識されている事が多いですが、人の心や気持ちにも大きく影響していて、各色の特徴を知ってから改めて商品やロゴなどを見ると、理由があってその色が選ばれている事がわかるでしょう。またその日の気分で自分が選んだ服も、その時の気分に合った色を自然に選んでいたりもします。
色は見て感じるものなので、自分でも気づかないところ様々な影響をうけている可能性があります。一度身の回りの色を見てどんな影響をうけているか考えてみるのも面白いのではないでしょうか?
トレーニングに効果的な色とNGな色
科学誌Natureに2005年に掲載された論文に 「赤は競技における選手のパフォーマンスを高める」 というものがあります。ダイエットには、運動が欠かせませんが、色でその効果をUPさせることができます。
暖色系の色は、アドレナリンの分泌を促進し、やる気がでるのはもちろんですが、心拍数をあげ脂肪の燃焼を助けてくれます。スポーツウェアやタオルなどに、赤やオレンジ、黄色などの暖色を取り入れてみてください
■食欲を抑えるには・・・
オレンジや黄色は、食欲をそそる色なので、ダイニングルームのカラーコーディネートに向いているのですが、ダイエット中は控えましょう。食事量を制限しているような場合には、「青」がおすすめです。「青」は副交感神経に作用して食欲を抑えるので、青いお皿やランチョンマットなどに取り入れると効果的です。真っ青なダイエットふりかけが食欲が減退すると話題にもなりましたよね。また食欲と色彩の関わりについて、東洋大学の野村順一教授による非常に興味深い研究成果があります。これによると、黄緑色や紫色を見ながら食事をすると、食欲が抑えられます。
ダイエットをしたい人は、テーブルクロスやランチョンマットなどの色を食欲が減退する色に変えるだけで、痩せることが期待できます。一方、食べ物を美味しそうに引き立てて、食欲を増進してしまう赤っぽい橙色や黄色はダイエット中にはNGカラーといえるでしょう。
色を知ることで得られる効果(自分のタイプがわかるとプレゼンテーションしやすいなど)
色彩心理や自分に似合う色がわかると、イキイキして見えて肌色もキレイに見せてくれます。わずか5秒で第1印象は決まるので、好感度アップにもつながり、仕事やプライベートにも断然有利に働きます。
似合う色(パーソナルカラー)とは肌、髪、目のその人固有の色素からどんな色が似合うかを客観的に診断するものになります。
似合う色を知ることで、自分自身に自信を持つことができ、プレゼンテーションの場で効果を実感できると思います。是非色を味方に付けてあらゆるシーンで使いこなして頂きたいですね!